著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

地球温暖化を抑えられなければ熱中症患者が激増する?

公開日: 更新日:

 解析の結果、2010年代と比較した2040年代の気温は、3都府県で約1.6度上昇しました。気温の上昇によって、人体の中心部の温度(深部体温)が、平均で0.055度上昇し、1日の発汗量は2倍に増加すると見積もられています。また、1日あたりの熱中症による救急搬送者(平均値)は、2010年代の55~66人と比べて、2040年代では105~133人と、約2倍に増加することが分かりました。

 論文著者らは「この解析結果は、熱中症に対する一般市民の意識を向上させる取り組みを含め、救急医療サービスにかかわる医療資源の適切な配分や、その管理を強調するものである」と結論しています。

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