プロが教えるシャンプー術(5)髪質の違いによる注意点

公開日: 更新日:

 髪質によってシャンプーの性能が低下することがまれにあります。それはスタイリング剤、特にヘアワックスやヘアクリームなどの油性の製品を使用しているケースです。スタイリング剤の使用量が多いと、2回~3回くらいの洗髪が必要になる場合もあるので、洗浄力の強いシャンプーを使用していただくとよいと思います。

 また、ハゲ・薄毛のケースでもシャンプーの性能の低下が顕著です。髪はいわゆる泡だて器のような役目を持っているので、ハゲ・薄毛のケースでは泡が立ちにくいために、事前に泡立ててからシャンプーをすることがおすすめです。いきなり毛髪にシャンプーを塗布しても泡が立ちにくく、逆に抜け毛の原因にもなりかねません。

 さらに、パーマ-毛・くせ毛では、そのままシャンプーをすると髪のもつれと絡みの原因なってしまいます。このような髪質の場合は、シャンプー前にブラシを使って髪のもつれを取ることがおすすめです。

 このようなハゲ・薄毛、パーマ-毛・くせ毛では、シャンプーの時に髪の毛同士の摩擦が起こりやすいのが特徴です。そうした髪質の方が、石けんや石けん系シャンプーを使用した場合は、キシミや絡まりが起こりやすいために、抜け毛が多くなる可能性もあるので、注意が必要でしょう。また、このような髪質の方がシャンプー時のキシミや絡まりを抑制するためには、アミノ酸系あるいは両性界面活性剤を主剤にした製品がおすすめです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情