乳がんとお金(2)医療費以外で出ていくお金が…積み重なると結構な負担に

公開日: 更新日:

 入院時には電車で約30分かけて病院に向かった。帰りも電車で、と思っていたのだが、やはり術後すぐに荷物を持って電車に乗るのは勇気がいった。何かの拍子で誰かとぶつかってそれが傷口付近だったら……。恐ろしくてタクシーを使った。1900円程度であった。

 病院がアクセス不便なところにあったり、遠方だったり、病状が良くなかったりなどで、毎回タクシー移動を避けられない人もいるだろう。病院選びの際は、タクシーでの行き来になる可能性も念頭に置いておくといいかもしれない。

(源祥子/フリーライター)

  ◇  ◇  ◇

 筆者の入院した病院の場合、最初に10万円を現金で預けるシステム。差額ベッド代金がかかっていることもあり、戻ってきたお金は90円ほど。限度額適用認定証がなければ、高額療養費制度で後でお金が戻ってくるとはいえ、追加料金が発生していただろう。なお、入院のレンタルセットは後日払いだったので、10万円には含まれていない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲