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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

公開日: 更新日:

 すい臓がんを公表する方が相次いでいます。富山県氷見市の林正之市長(67)は8月25日にステージ4のすい臓がんであることを公表。来年4月の任期満了を待たず、11月8日に辞任するそうです。経済アナリストの森永卓郎さん(67)も昨年末、ステージ4のすい臓がんであると公表し闘病しています(その後、原発不明がんと診断)。

 そんな中、順調な経過を報告したのが、日本テレビアナウンサーの菅谷大介さん(52)です。2年前にすい臓がんで手術を受けたことを公表していますが、先日、自らのインスタグラムに「日帰りで箱根旅行に行ってきました」と元気な姿を投稿しました。

 すい臓がんは難治がんとして知られますが、菅谷さんの投稿を見る限り元気そうなのは何より。すい臓がんでも、良好な経過をたどるケースをひもときます。

 まずひとつは、手術ができることです。すべてのステージを合わせた5年生存率は12%ですが、手術可能例に限れば3割超に(全がん協加盟施設調査)。菅谷さんも手術を受けてから抗がん剤治療を受けています。

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