著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

脳がいかにいい加減かを証明する「インビジブル・ゴリラ」って何だ?

公開日: 更新日:

 1953年に、イギリスの認知心理学者エドワード・コリン・チェリーによって提唱された「カクテルパーティー効果」も「選択的注意」の一例です。「カクテルパーティー効果」は、騒がしい環境の中でも、自分にとって重要な情報や興味のある話を選択的に聞き取ることができる人間の認知能力を指します。

 空港や駅などのターミナルで、自分が乗る便に対する情報は過敏とも言えるほど注意を向けてしまうのに、そのほかの便に関してはまるで理解していないなどは最たる例です。

 裏を返せば、ゲームなどに夢中になっていると情報をスルーしてしまうのも、「選択的注意」による影響です。

 都合よく解釈するのも、肝心なものを見逃してしまうのも、脳のいい加減さによるものと言えるのです。 

◆本コラム待望の書籍化!
『不安』があなたを強くする 逆説のストレス対処法
堀田秀吾著(日刊現代・講談社 900円)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍J髙橋宏斗サイドがドジャースと“濃厚接触”!来オフ移籍は「十分ある」の怪情報

  2. 2

    “OB無視”だった大谷翔平が慌てて先輩に挨拶の仰天!日本ハム時代の先輩・近藤も認めるスーパースターの豹変

  3. 3

    橋下徹氏がまともに見える皮肉…米イラン攻撃で馬脚を現した「御用文化人」の逃げ腰と保身

  4. 4

    自民が予算委で“高市封印シフト” 首相が答弁から逃げ回るトンデモ事態にSNSで批判殺到

  5. 5

    競泳アイドル池江璃花子の初ロマンスに見えてくる「2つの夢」…りくりゅうに続くメダルともうひとつ

  1. 6

    元横綱照ノ富士が“弟子暴行”で角界に大激震! 転籍組との微妙な関係、燻っていた「無理やり改名」の火種

  2. 7

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  3. 8

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  4. 9

    日テレの音楽番組は終了も、有働由美子は黒柳徹子の後を継ぐ対談番組の有力候補か

  5. 10

    高市首相側の関与はあったのか? 暗号資産「サナエトークン」が大炎上! 金融庁が調査を検討