(13)認知症について調べ、取るべき行動を探ろうとしたが…

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 認知症と診断された直後に熱中症で倒れ入院してしまった母。退院からS認知症専門医院での診察までの10日間の空白期間を、叔母たちが順番に実家に通って面倒を見てくれることになった。

 ありがたく思いつつもコロナ禍で東京にいて熊本の実家に行くこともできず罪悪感に追い詰められた私は、せめて認知症について詳しく調べ、自分がこれから取るべき行動を探ることにした。

 まずは「認知症」とネットで検索するところから始めてみた。しかし、どのサイトを見ても認知症に関してほぼ同じ説明が書いてあり、得られる情報は実にわずかだということがわかった。

 認知症にはアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症といったタイプがあり、最も知られているのはアルツハイマー型で、全体の約7割を占めるという。一般的に、認知症というと、記憶力の低下から始まり徐々に判断力が低下してゆくこのタイプをイメージすることが多いだろう。しかし母は認知症の中でも1~2割と少ないレビー小体型認知症と診断されており、情報もあまり得られなかった。

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