著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

高齢者をターゲットにした悪徳商法に気を付けよう

公開日: 更新日:

 悪徳商法全般に言えることだが、この手の勧誘には共通点が多い。

 たとえば、会場は商店街の空き店舗などを利用。ズラリとパイプ椅子が並べられ、笑顔いっぱいの担当者が健康の大切さを面白おかしく説き、ある医療機器の話を始める。「テレビや新聞で紹介されました」だの「実はすごい医療機器なんです」などと連呼し、使った人たちがいかに幸せになったかを熱弁する。

 すると、周囲に複数いる仲間たちが「それはすごい!」と合いの手を入れ場を盛り上げる。こんな集まりに繰り返し足を運ぶうちに妙な親密感を持ってしまい、なんだかうやむやのうちに申込書にサインしてしまう……。

 親がこんな商法に巻き込まれていないか、たまにはじっくり日頃の生活について話す場を持ち、怪しげなところに出入りしていないか確かめてみることをお勧めしたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも