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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【カボチャの種】咳を止める優れた働きがあり、百日咳の改善に役立つ

公開日: 更新日:

 おすすめは「カボチャの種」。「南瓜仁」と呼ばれ、咳を止める優れた働きがあります。とくに百日咳の改善に威力を発揮するとされているのです。また、喉のトラブル全般によく、喉の痛み、痰の改善にも役立ちます。ほかにも、水分代謝をアップしてむくみにもよく、産後の女性には母乳を出やすくするという、うれしい働きもあります。

 カボチャの種は、栄養学的にも、抗酸化作用があるビタミンE、コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸などが豊富な「お宝食材」。カボチャを調理したときには、捨てずに調理してみましょう。

 フライパンで炒って、表面が茶色くなるまで加熱して冷ましたら、キッチンばさみなどで外の皮を割って中の種を取り出せばOK。ナッツのような香ばしい味わいを楽しめます。もちろん、市販のナッツコーナーでも販売されているので、そのままおつまみに、あるいはサラダやスープなどのトッピングにしたり、炒め物などに使うとよいでしょう。

 カボチャの種の百日咳改善効果を高めるには、同じく咳止め効果の高いギンナンと組み合わせるとよいでしょう。

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