著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【イカ】造血作用が極めて高く、髪のトラブルに威力を発揮

公開日: 更新日:

 最近、抜け毛がひどい。髪を洗ったり、とかしたときに抜ける本数がずいぶん増えた気がする……。

 年齢を重ねれば、頭髪全体のボリュームは減るものです。ただ、あまりにも抜け落ちる場合は、老化だけではない何らかの原因がある可能性があります。

 髪は毛母細胞の分裂によって成長しますが、加齢とともにその機能が低下します。そのため成長サイクルが次第に遅くなり、抜け毛が増加して、髪が細くなっていきます。

 ただし、頭皮環境の悪化も抜け毛の大きな原因になります。まず、生活習慣がその要因のひとつ。運動不足や冷えは頭皮の血行不良につながり、髪に栄養が行き渡らないことで成長が弱まり、抜け毛を引き起こします。

 また、睡眠も関係しています。毛母細胞は就寝時に十分な量の成長ホルモンが分泌されることで活発化します。睡眠時間が不足すると成長ホルモンの分泌量が低下し、抜け毛の増加につながるのです。

 さらに、ストレスも大きな要因です。自律神経のバランスが乱れると、頭皮の血行不良を引き起こしやすくなるからです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」