事故が心配…高齢な親の運転技術を安価に見極める方法
メーカーのダイハツでは各地の販売店で「健康安全運転講座」に力を入れている。地元の理学療法士協会や自治体、JAFなどと手を組み、運転に必要な体づくりも考慮した安全運転指導を行っている。注目すべきは地域密着を掲げている点で、マイカーの車種を問わず広く門戸を開いている。参加費は無料、対象は65歳以上が原則。開催の有無は実家近くの販売店に問い合わせを。
自分自身で親の運転技術を確認したいという人は、運転免許試験場のコース開放を利用する手がある。車両は原則持ち込み制で日時予約制。利用料は1時間2000円前後が目安。ただし、全ての試験場が対象ではないので事前の確認を忘れずに。
そして最後に、高齢運転者標識(もみじマーク、四つ葉マーク)をしっかり活用したい。付けていなくても違反にならないものの、あれば周囲の運転者は安全に配慮する義務があるからだ。