著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

認知症と移動手段の関連性…自転車の利用が脳の健康維持に効果的?

公開日: 更新日:

 中央値で13.1年にわたる追跡調査の結果、認知症の発症リスクは、移動手段が非活動だった人と比べて、自転車だった人(非活動+自転車を含む)で19%、統計学的にも有意に低下しました。自転車による移動はまた、海馬(記憶をつかさどる脳の部位)の体積が増加することと関連していました。一方、徒歩と認知症の関連性については、一貫した結果が得られませんでした。

 論文著者らは「自転車を利用した移動手段は、脳の健康維持に有望なアプローチかもしれない」と結論しています。

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