(2)アトピーや虫刺されが悪化…「汗」は放置せずこまめに拭く

公開日: 更新日:

 矢端医師によると「皮膚は体の中の鏡」だそうです。内臓が不健康だと皮膚に現れ、場合によっては重大な病気のサインのこともあると言います。

「健康な人は肌に張りがありますが、猛暑疲れで不調が続くと、肌の張りやみずみずしさが失われ、乾燥肌にもなりやすくなります」

 乾燥肌は皮脂と水分の不足で起きますが、ビタミンE、A、B群、たんぱく質やカルシウムなどをバランスよく取ることが不可欠だそうです。

「特に、ビタミン類は必須。肌の潤いを保つ働きのA、新陳代謝を高め、皮膚粘膜を強くする働きのB群は積極的に取ることをお勧めします」

 Aを多く含む食材にはニンジン、シシトウ、レバーなど、B群が多いのは春菊、サンマ、サバ、ウナギ、大豆などがあります。

 また、睡眠不足も肌の大敵。体と同様に皮膚も疲労し栄養が行き届かなくなるため、肌の張りやつやがなくなり、カサカサして荒れてくるそうです。

「暑さでイライラして眠れない時には、カルシウムが多い牛乳を飲むといいでしょう。血中のカルシウムが不足すると神経細胞が興奮してしまうのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋