著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【えごまの葉】冷えた胃を速やかに温めて不調を改善する

公開日: 更新日:

 えごまの葉の胃の冷えを改善する効果を高めるには、同様の効能があるサケ、ネギ、ショウガ、ニンニクなどを組み合わせるとよいでしょう。

■えごまの葉高齢薬膳レシピ

サケとえごまの葉のコリアン風スープ

 胃を温める働きのあるえごまの葉、サケ、ネギ、ショウガ、ニンニクを組み合わせたレシピ。サケ缶を使って手軽に完成するスープです。コチジャンとえごまの葉の相性はもちろんバッチリ。独特の風味がサケの旨みを引き立て、缶詰を使ったと思えない複雑な味わいに仕上がります。雑炊にするのもおすすめ。

【材料】2人分
●サケ水煮缶(90g) 1缶
●えごまの葉 4枚
●ネギ  1/2本
●ニンニク・ショウガ 各1かけ
●クコの実 大さじ1
●A(コチジャン・しょうゆ・みりん=各大さじ1/2、鶏がらスープの素=小さじ1/4)
●ごま油 少々

●塩・こしょう 適量

【作り方】
 鍋にサケ缶を汁ごと入れ、水3カップ、小口切りにしたネギ、すりおろしたニンニクとショウガ、クコの実、Aを入れて熱し、沸騰したら火を弱めて3分煮る。細切りにしたえごまの葉を加えて1分ほど煮たらごま油を加え、塩・こしょうで味を調える。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?