蕁麻疹は「症状が出てから薬」はNG…かゆみ&赤い膨らみを出さないための治療ポイント

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 ただ、今回の調査結果も示すように、分子標的薬を使った最新の蕁麻疹治療にまでたどり着いていない患者がかなりいることが考えられる。

 原因がはっきりしない蕁麻疹の治療は、眠気などの副作用が少ない第2世代抗ヒスタミン薬(以降「抗ヒスタミン薬」)の投与から始まる。

「通常量の1剤で十分に抑制できない場合は、『ほかの抗ヒスタミン薬への変更』『2倍への増量』『抗ヒスタミン薬の2剤併用』のいずれかで様子を見ます」

■難治性には分子標的薬

 数週間様子を見て、効果が不十分であれば、次に進む。

 現在のガイドラインではH2拮抗薬やロイコトリエン拮抗薬を併用してもよいとなっているが、これらの薬は蕁麻疹には保険適用外。

「国際ガイドラインでは、抗ヒスタミン薬の通常量で効果不十分であれば4倍までの増量、それでダメなら分子標的薬となっています。日本では抗ヒスタミン薬の4倍までの増量が認められていませんので、実臨床では、抗ヒスタミン薬の2剤併用、もしくは2倍までの増量でうまくいかなければ、新薬である分子標的薬を検討します」

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