蕁麻疹は「症状が出てから薬」はNG…かゆみ&赤い膨らみを出さないための治療ポイント

公開日: 更新日:

 分子標的薬は、値段が高いのがネックだ。千貫医師は、蕁麻疹日記(蕁麻疹ノート)といった記録帳、蕁麻疹の活動性やコントロール状態を評価するスコア(UAS7、UCT)を活用し、蕁麻疹の状態を患者に客観的な視点からも理解してもらい、納得を得た上で分子標的薬の治療に進むようにしている。

「現在のガイドライン上は分子標的薬と並んで、ステロイドの内服や免疫抑制剤シクロスポリンも検討対象となっています。ステロイド、シクロスポリンは分子標的薬と比較すると安価です。しかしステロイドの内服は長期間にわたると高脂血症、糖尿病、骨粗しょう症などの副作用のリスクがあります。シクロスポリンは高血圧や腎機能障害のリスクがあり、蕁麻疹には保険適用外なので副作用が出ても国の救済措置が適用されません。分子標的薬は高額ですが、安全性、効果ともに優れています」

 薬物治療で蕁麻疹の症状が完全に抑えられれば、様子を見ながら少しずつ減らしていく。

 なお、蕁麻疹には、塗り薬は効果がない。飲み薬、もしくは注射(分子標的薬の場合)になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  2. 2

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  3. 3

    289億円負債で経営破綻した絆ホールディングスと政界の“不可解なキズナ”を福祉関係者が注視

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  1. 6

    「愛子天皇」潰しが国会の最優先法案? 麻生副総裁の野望に振り回される皇室と国民生活

  2. 7

    本田圭佑がサッカーW杯解説で「独り勝ち」 テレビ&CM争奪戦ボッ発で“ワリを食った”あの人

  3. 8

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  4. 9

    元ボクシング世界王者・薬師寺保栄が妻に無断でレースQの愛人を「養女」に…妻が明かした苦しい胸中

  5. 10

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し