蕁麻疹は「症状が出てから薬」はNG…かゆみ&赤い膨らみを出さないための治療ポイント

公開日: 更新日:

 分子標的薬は、値段が高いのがネックだ。千貫医師は、蕁麻疹日記(蕁麻疹ノート)といった記録帳、蕁麻疹の活動性やコントロール状態を評価するスコア(UAS7、UCT)を活用し、蕁麻疹の状態を患者に客観的な視点からも理解してもらい、納得を得た上で分子標的薬の治療に進むようにしている。

「現在のガイドライン上は分子標的薬と並んで、ステロイドの内服や免疫抑制剤シクロスポリンも検討対象となっています。ステロイド、シクロスポリンは分子標的薬と比較すると安価です。しかしステロイドの内服は長期間にわたると高脂血症、糖尿病、骨粗しょう症などの副作用のリスクがあります。シクロスポリンは高血圧や腎機能障害のリスクがあり、蕁麻疹には保険適用外なので副作用が出ても国の救済措置が適用されません。分子標的薬は高額ですが、安全性、効果ともに優れています」

 薬物治療で蕁麻疹の症状が完全に抑えられれば、様子を見ながら少しずつ減らしていく。

 なお、蕁麻疹には、塗り薬は効果がない。飲み薬、もしくは注射(分子標的薬の場合)になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた

  2. 2

    大谷も「勝てる要素のある試合」と悔いた 侍J最悪のWBC8強止まり…井端監督チグハグ采配の痛恨

  3. 3

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  4. 4

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  5. 5

    国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

  1. 6

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    「ガキ使」の没個性化が進む? 松本人志の“週替わりCM”で「本編」が希薄化の危機

  5. 10

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪