(4)「ビフィズス菌」おすすめの取り方…認知機能の改善効果も

公開日: 更新日:

 国立研究開発法人「医薬基盤・健康・栄養研究所」の國澤純副所長は、脳機能改善として表れる効果に、メンタルヘルス改善も認められるという。

「最近の研究では、サイコバイオティクスといって、腸内細菌によるストレス軽減などのメンタルへの効果も注視されています。良い働きをするもののひとつがILAだと考えられています。認知症も含む脳機能の低下には、免疫が暴走することで起こる炎症による悪影響があると考えられています。ビフィズス菌は、免疫の暴走を抑える短鎖脂肪酸を作り、さらに炎症を抑える物質も作ることから、脳や心の健康を支える菌として注目されています」

 それならば、口からビフィズス菌だけを取っていればいいのかというとそうでもないようで、腸内細菌も多様性が必要だという。

便秘改善など特定の効果を期待してヨーグルトを数週間食べ続けることはおすすめですが、そのうち効果が感じにくくなることがあります」

 ちなみに、ヨーグルトに入っている菌はビフィズス菌か乳酸菌で、乳酸菌入りのものが多数だ。おすすめの食べ方は、毎日1回、食後にメーカーの推奨量を食べることだ。

 ビフィズス菌入りを取り入れることを意識しつつ「迷ったら、気軽に続けられるように、定期的に入れ替わるセール品を選ぶのもひとつの方法です」。=おわり

(医療ライター・石井悦子)

【連載】「腸活」最新研究 善玉菌はこう増やす

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン