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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

立花理佐さんは5年寛解を報告…「大腸がん」低年齢化で心掛けること

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 治療成績が向上しているとはいえ、当然、厳しいタイプもあり、どちらになるか予測できない以上、前述のリスクを潰す生活を心掛けることがやっぱり大切。それを前提に大腸がん検診をしっかりと受け、早期発見に努めるのが無難です。ステージ1の5年生存率は97.3%ととてもよく、ステージ1の一部とステージ0は内視鏡で切除できます。

 公的な大腸がん検診は40歳以上が対象ですが、低年齢化しているので30歳から消化器科でチェックするのもよいと思います。

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