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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

立花理佐さんは5年寛解を報告…「大腸がん」低年齢化で心掛けること

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 肉中心で野菜が少ないと、腸内細菌のバランスは悪玉菌優位に。悪玉菌の中には、毒素を生み出すタイプがいることも判明。それが大腸粘膜の炎症を悪化させるため、大腸がんの若年化に関係していることも分かってきました。

 私の義妹も43歳でステージ4の直腸がんが見つかり、4年半の闘病の末に亡くなりました。大腸がんを40代で発症することは決して珍しくないのです。

 大腸がんは要注意ながんといえますが、治療法はよくなっています。分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤といった新薬の登場で、以前は半年程度でしたが、長期の延命も可能です。また、大腸がんがほかのがんと違うのは、転移があっても切除できれば、生活の質を保ちながら延命できることが少なくありません。

 ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(85)は2005年に大腸がんを告白。その後、肺や肝臓など転移への治療と合わせて4回の手術で乗り越えています。大腸がんのステージ4の5年生存率は17.3%で、1ケタ台のすい臓がんや肝臓がんなどに比べて好成績なのはそのためです。

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