男性の骨粗しょう症…若い頃より身長が3~4センチ縮んでいたら要注意

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 井上医師によれば、特に3年以内に3~4センチ身長低下が見られた場合、背骨を形成するブロック状の椎体が骨粗しょう症によって圧迫骨折を起こしている可能性があるという。

「椎体が圧迫骨折を起こしていても、3分の2の方に痛みなどの症状がないと言われています。その傾向は男性により顕著で、女性のようにグシャッと椎体が潰れるわけではなく、軽度の骨折であるケースが多いのです。そうすると余計に自覚症状がありません」(井上医師=以下同)

■男性が骨折すると女性より死亡率が高い

 何らかの病気で医療機関を受診していても、男性の骨粗しょう症には医師も注意を払っていないことが大半で、身長が縮んでいようと、骨粗しょう症の検査が行われていないことが珍しくない。

「椎体の圧迫骨折は、程度が軽度でも、骨がもろくなっていると考えられます。全身の骨がいつ骨折を起こしてもおかしくない状態かもしれません。ちょっとした尻もちや重いものを持っただけで、骨折を起こすかもしれないのです。骨折の中でも、大腿骨(足の付け根)の骨折は、寝たきりの原因になりやすい。また、男性が骨粗しょう症で骨折を起こすと、その後の死亡率が女性より高いことが疫学調査などで明らかになっています」

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