男性の骨粗しょう症…若い頃より身長が3~4センチ縮んでいたら要注意

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 骨折と死亡率に関しては複数の報告があり、例えば「大腿骨近位部骨折患者の10%が骨折後1年で死亡」「大腿骨近位部骨折後1年の死亡リスクは、骨折をしていない人に比べて男性で3.7倍、女性で2.9倍」といったものがある。

 骨粗しょう症の危険因子には加齢や性ホルモンの減少などいくつかあるが、男性の該当者が女性を上回るものとしては、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、2型糖尿病、慢性腎臓病、喫煙、過度の飲酒がある。これらの危険因子を持っていれば、骨の状態がどうなっているかを考えたほうがいい。骨折がまだなくても骨粗しょう症の治療が必要となる場合もある。

「日本ではレントゲン写真を正面からしか撮られていないことが多い。それでは、椎体の圧迫骨折の有無はわかりません。横からのレントゲン写真が必要です。骨折があれば、骨粗しょう症の薬物治療に進みます。骨折がない場合も、骨粗しょう症のリスクが高い場合は骨量の検査が必要となります」

 骨粗しょう症は、前述の通り、骨量と骨質の低下で起こる。どちらか一方、または両方が低くなれば骨折のリスクは高くなる。骨質は臨床的な評価は困難であるため、一般的には骨量(骨密度)を測定し、リスク因子と併せて総合的に判断する。

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