男性の骨粗しょう症…若い頃より身長が3~4センチ縮んでいたら要注意

公開日: 更新日:

 骨折と死亡率に関しては複数の報告があり、例えば「大腿骨近位部骨折患者の10%が骨折後1年で死亡」「大腿骨近位部骨折後1年の死亡リスクは、骨折をしていない人に比べて男性で3.7倍、女性で2.9倍」といったものがある。

 骨粗しょう症の危険因子には加齢や性ホルモンの減少などいくつかあるが、男性の該当者が女性を上回るものとしては、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、2型糖尿病、慢性腎臓病、喫煙、過度の飲酒がある。これらの危険因子を持っていれば、骨の状態がどうなっているかを考えたほうがいい。骨折がまだなくても骨粗しょう症の治療が必要となる場合もある。

「日本ではレントゲン写真を正面からしか撮られていないことが多い。それでは、椎体の圧迫骨折の有無はわかりません。横からのレントゲン写真が必要です。骨折があれば、骨粗しょう症の薬物治療に進みます。骨折がない場合も、骨粗しょう症のリスクが高い場合は骨量の検査が必要となります」

 骨粗しょう症は、前述の通り、骨量と骨質の低下で起こる。どちらか一方、または両方が低くなれば骨折のリスクは高くなる。骨質は臨床的な評価は困難であるため、一般的には骨量(骨密度)を測定し、リスク因子と併せて総合的に判断する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体