「時間割引」を意識して大局的な視野を持ち損しない選択を
①1年後にもらえるチョコ1個
②1年と1週間後にもらえるチョコ2個
この質問にすると、多くの人が②の「1年と1週間後のチョコ2個」を選ぶように変わってしまいます。つまり、時間が遠い未来になればなるほど、1週間待つことに対する「せっかちさ」が和らぐのです。遠い将来の計画(1年後など)については、私たちは冷静に判断できるのに、目の前の選択(直近のこと)になると衝動的になってしまう。双曲割引によって、選好が逆転してしまうのです。
マサチューセッツ工科大学のフレデリックは、こうした時間の経過と判断にまつわる研究を行っているのですが、私たちが衝動的な選択をしてしまうのは、欲求や興奮、渇望といった要因が強く働くことで、「今すぐ欲しい!」という判断をしてしまうと説明しています。
また、早稲田大学の晝間の研究では、全国の20歳以上の成人約3000人を対象に、3種類のウェブアンケート調査を実施しています。この調査は、「時間割引率」と、個人のパーソナリティーや自制力、そして考える力などに、どのような関係があるかを調べています。


















