心霊スポットとして注目されることも…いずれ日本は「廃院」の山となってしまう
タルコフスキーは「ストーカー(案内人)」(1979年・ソ連)でも「願いのかなう部屋」として廃院跡を描いています。こちらは発電所跡を改装して撮影したようです。とにかくタルコフスキーは「かつて病院だった廃虚」に人間精神の根源的な価値を見いだしていたようです、と書いたらなんだかわかったような言い方ですがなぜ病院なのか? 実は全然わかっていません。
私にとって病院は日常の生活空間です。一方、患者さんにとっては運命が決する非日常の場です。患者さんにとって病院とは何なのでしょう? それは私が患者になった時にしか理解できないのだと思います。



















