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栗原毅栗原クリニック東京・日本橋院長

栗原クリニック東京・日本橋院長。東京女子医科大学教授、慶応義塾大学大学院教授を歴任、2008年から現職。「血液サラサラ」の提唱者のひとりで、著書に「決定版!内臓脂肪を落とす名医のワザ」(宝島社)、「1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法」(日本文芸社)などがある。

「脂肪肝」から「糖尿病」への道を断ち切る2026年へ

公開日: 更新日:

 この困った状況に拍車をかけるのが「インスリン抵抗性」です。インスリンが効きにくくなり、なかなか血糖値が下がらなくなる状態のことをインスリン抵抗性と呼んでいます。こうなると、膵臓が血糖値を下げようと躍起になり、「これでもか、これでもか」と大量のインスリンを分泌するようになります。ところが、インスリンを大量に出してもなかなか高血糖状態が改善せず、大量分泌を続ける膵臓はいつしかすっかり疲弊してしまいます。そして糖尿病が発症してしまうのです。

 ポイントは「インスリン抵抗性は脂肪肝から始まる」ことです。血糖値は上がることなく脂肪肝のまま10年が過ぎた頃、膵臓でのインスリン分泌が十分でなくなり、血糖値上昇、ついに糖尿病への道をたどってしまうのです。

 脂肪肝は糖尿病と診断される10年以上前から存在していることが多く、「たかが脂肪肝」と甘く見ていると、やがて糖尿病になり、この先の人生で多くのつらい病気に悩まされることになりかねないというわけです。

 読者のみなさん、来年は「脂肪肝」とは縁を切りましょう!

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