この不調も? 「PMS」(月経前症候群)の意外な症状

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 仕事に集中できず、ネットサーフィンで無駄に時間を費やしてしまった──。「今日もやってしまった」とガックリ肩を落とした経験がある女性は結構いるのではないか。それはもしかしたら、女性ホルモンの変動による心身の不調の一つ、PMS(月経前症候群)の症状かもしれない。職場における女性の健康問題について詳しい「渋谷365メンタルクリニック」の渡辺佐知子医師(精神科医・産業医)に話を聞いた。

 少し前の調査になるが、博報堂キャリジョ研「PMS実態調査」によると、PMSの認知度は「名前を知っている」程度も含めると約80%という結果だった(調査実施2022年/20~50代の月経のある女性対象、464人中)。ほかの調査結果を見ても認知度は同様に高いレベルの結果が出ているので、多くの人がPMSの知識を持っていると考えていいだろう。

 ところが、治療を受けているかどうか、となると話が違ってくる。

「2023年度に実施・公開された厚生労働科学研究成果データベースでは、全国の10~40代女性約4万人を対象としたアンケート調査で、約7割がPMSを自覚していましたが、自覚症状のある方のうち約9割が通院していないという回答でした。要因の一つとして、学校や職場で症状を共有しにくく、『我慢するもの』と受け止められている現状があると考えています」(渡辺医師=以下同)

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