その不調は更年期障害かもしれません(4)ホルモン補充療法は不快な症状の改善が期待できる

公開日: 更新日:

 更年期障害の治療の中心になるのが「ホルモン補充療法(HRT)」だ。これは、女性ホルモン(エストロゲン)を体外から補い、更年期に起こる不快な症状を和らげる効果が高い。

 野崎ウイメンズクリニックの野崎雅裕院長が説明する。

「HRTは少量のエストロゲンを、飲み薬、貼り薬、塗り薬のいずれかで体内に取り込み、エストロゲンの減少を緩やかにする治療法です。とりわけ発汗やホットフラッシュに効果が高く、HRTを受けた9割以上は『1カ月以内に症状の改善を実感した』と報告されています」

 長期間エストロゲンを単独で投与すると、子宮内膜が増殖して「子宮体がん」を発症させるリスクが高くなる。子宮筋腫などで子宮を全摘出していない人の場合、HRTを行う際は黄体ホルモン剤(プロゲステロン)を組み合わせる必要がある。

 中でもHRTで懸念されるのが「乳がん」のリスクだ。2002年に発表された米国の大規模調査の結果、5年以上のHRTの実施は乳がんのリスクを軽度上昇させると報告され、治療をためらう女性も少なくなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”