著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

「運動+感動」でウェルビーイング=幸福感がアップする

公開日: 更新日:

 例えば、「運動」と「心理的活動」の組み合わせとして、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のスタームらが提唱する「Awe Walk=畏敬ウオーク」を挙げています。これは、自然の景色や建物のすごさに感動しながらウオーキングするアクションを指し、単に歩くだけでなく、「風が抜ける気持ちのいい場所を歩いている」「緑がたくさんある」など、驚きや感動に注意を向けながら歩くというものです。 

 人間は、広大な景色や偉大なものに圧倒されると畏敬の念を感じることが少なくありません。このとき、相対的に「自分という存在は小さい」と感じてしまうことがありますが、これを「スモール・セルフ」と呼びます。

 実は、こうした自分の存在や悩みがちっぽけに思えるような視点を持つことは、ネガティブな感情を減少させ、前向きな感情や他者への優しさを高めると考えられています。

 つまり、気持ちを上向きにしたいときなどは、積極的に驚きや感動に触れられるような散歩コースを取り入れるだけで効果は表れるということです。これは自然に限った話ではなく、自分が感動できるような場所などでも有効です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    WBCネトフリ独占批判に「一部の日本人」は歓喜のワケ 地方の苦しみに鈍感な大都市生活者

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  4. 4

    伊原春樹監督との“壮絶確執”の前日譚 監督就任を知って絶望、引退が頭を過ぎった

  5. 5

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  1. 6

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も

  2. 7

    映画「国宝」のヒットから間髪入れず…体重13キロ減で挑んだ「ばけばけ」吉沢亮の役者魂

  3. 8

    文春にW不倫をスッパ抜かれた松本洋平文科相はなぜ更迭されないのか

  4. 9

    SEXスキャンダルで追い詰められると戦争で目くらまし…それは歴代米大統領の常套手段だ

  5. 10

    参政党はオンラインセミナーでもハチャメチャ…参加者の強烈質問に神谷代表が一問一答、反自民もアピール