著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

緑内障(3)「目がいい人」が発症しやすいタイプがある

公開日: 更新日:

 閉塞隅角緑内障には慢性と急性があります。慢性では自覚症状に乏しく、視野の欠けなどが出てきた時は、病状がかなり進行している恐れがあります。失われた視力は取り戻せませんので、特に中年以降で視力のいい女性はリスクが高いことを認識し、定期的な眼科検診を強くお勧めします。

 一方、急性の閉塞隅角緑内障は突然眼圧が上昇します。目の奥が激しく痛むと同時に、急に視界がぼやけだしたりした時は要注意。すぐに眼科を受診してください。

 全身的な症状では、頭痛や吐き気を伴うこともあります。睡眠不足、疲れ、パソコンやスマホの長時間使用、喫煙や飲酒などの生活習慣が引き金となるため、閉塞隅角緑内障のリスク因子を持っている場合は、この眼圧発作を念頭において日常生活を送るようにしてください。

 次回は閉塞隅角緑内障の治療についてお話しします。

【連載】一生見える目をつくる

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