死にたいといわれたらどうすればいい?(2)相談は1人で受けず支え手を広げる努力を

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「もちろん、激励されることによってうまくいくケースもありますが、そうでなかったときの結果は重大です。そう考えれば、まずは傾聴に徹することかと思います」

 傾聴とは、相手の話をよく聞くだけでなく、耳も目も心も傾けて、相手の状況や感情に共感しながら理解し、受け止めることを指す。

 相手の言葉の表面的な意味だけでなく、その背景にある思いや感情を深く理解しようと努めることが重要だ。

「話してくれてよかった、それは本当に大変だったね、もう少し聞かせて……など、相手が『ひとりではない』と感じられる関係が大切です。自殺リスクのある人は、問題そのものももちろん苦しいのですが、それと同時に、孤独であること、自分がどこにもつながっていないと感じることが非常につらい。だから最初の対応としては問題解決を急ぐよりも、所属感を回復させることが大事になります」

 場合によっては「死にたい」という以外に、ほとんど口にしない状況もあるかもしれない。その場合は無理に話をせず、沈黙を共有するだけでもいいという。

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