「その顔、どうしたの?」43歳男性を襲った異変 虫歯の“痛みが消えた”に潜む危険サイン
受診の目安と日頃のケアとは
また、注意が必要なのが「痛みが1度消える」ことだ。「治った!」と誤解するケースが多いが、危険なサインかもしれない。これは神経の働きが失われたことによって、痛みを感じなくなっている可能性が高い。
放置すると歯の根の先に膿がたまり、歯肉の腫れ、痛み、開口障害や嚥下痛、発熱、しびれなどが出る場合もある。こうなると、抗菌薬の点滴や歯の抜歯なども必要になるのだ。
■フロスや歯間ブラシの使用も大切
虫歯を重症化させないために、受診の目安を知っておきたい。冷たいものや甘いものが沁みる、噛むと痛みを感じる、歯に穴が開いている。この段階で受診すれば、治療の負担を抑えやすい。
一方、頬や歯ぐきが腫れている、口が開けにくい、飲み込みにくさを感じる、発熱がある、痛み止めが効かない。これらは感染が広がっている可能性があるため、速やかに歯科や口腔外科に相談したい。
日頃の予防としては、丁寧な歯磨きだけではなく、フロスや歯間ブラシの使用が重要だ。甘い飲み物や間食をだらだら続ける習慣も見直そう。
そして、重症化を防ぐために重要なのは「忙しいから後回し」をやめることだ。虫歯を放置すると治療期間も費用も、からだへの負担も大きくなりやすい。小さな違和感のうちに受診し、自分の時間と健康を守るようにしよう。
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