(1)抗うつ薬で衝動飛び降り…ささいなことに切れて人生転落

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 母親が減薬指導を行う医師を探し出し1年かけて断薬。改善したものの足のしびれや目まいは現在も続いている。一方で思考や記憶力は元に戻ったため、3年間、司法書士の勉強に集中し、40代で合格した。現在は司法書士事務所で困りごと相談に従事している。

 国の調査(2023年)によると精神疾患患者は489万6000人。自死(2025年)は1万9188人で原因は4割が精神疾患の悩み。自分や家族らが精神科にかかることは身近になっている。精神医療の現場で起きていることを報告する。

(和田明美/ジャーナリスト)

◆パキシル(パロキセチン塩酸塩) 選択的セロトニン再取り込み阻害剤のひとつ。効能:うつ病、うつ。興奮、易刺激・攻撃・衝動性、躁病などが現れることがあり、これら症例で自殺念慮、他害行為が報告されている。この場合、徐々に減量し中止する、などと添付文書に明示されている。

【連載】実録 クスリ漬け収容 精神医療後進国にっぽん

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