若い女性の「睡眠障害」と「心房細動」の関係
心房細動は他に心臓病がなければ、それほど心配する必要はありません。しかし、一過性でも心拍数の速い心房細動が1週間以上の一定期間または長時間続くと徐々に心臓のポンプ機能が低下し、心臓内で血液がよどんで血栓ができやすくなり、それが脳に移動して脳梗塞=心原性脳梗塞を引き起こし、命に関わる危険もあります。
とくに女性は、男性に比べて脳梗塞の発症リスクや重症化する傾向が高いことが知られています。心房細動の患者さんが脳梗塞を起こす危険性を5つの項目で計算するCHADS₂に、「女性」という項目をリスク因子として追加したCHA₂DS₂-VAScスコアという評価があるほどです。
■睡眠の改善で問題が解決するケースも
一方では、ハイリスクとされているのは75歳以上の高齢女性で、若い女性の場合はそれほど危険とする必要はないという見方もあります。しかし、そこに不眠などの睡眠障害が関わってくると、リスクがアップする可能性が考えられます。やはり、睡眠障害がベースになっている心房細動があれば、適切な対応を行うべきでしょう。


















