(3)原因は子ども本人より親にある場合が多い…「8050」から「9060」へ
小野所長は親と子の関係性に問題の本質があるといい、Bさんは父親への怒りや恨みを抑圧していたといいます。Bさんも「毎日怒鳴り、自分を理解しようとしない父親とは口もききませんでした」と話してくれました。
1980年から多くのひきこもりの治療「往診家族療法」を行ってきた精神科医の水野昭夫医師も、原因は家族の中にあり、解決策として家族を変える必要があると述べています。
ひきこもりは「家族の問題を映し出す鏡」(小野所長)といえるかもしれません。 =つづく
(医療ジャーナリスト・油井香代子)



















