著者のコラム一覧
下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

呼吸困難の80代男性「まだまだ動きたい」…患者の思いに寄り添う

公開日: 更新日:

 ある日の会話です。

「オキシマイザーはどんなふうに使っています?」(私)

「ネーザルを下には持っていけないので、1階で食事するときはオキシマイザーで」(患者さん)

「上にいるとき、主に療養している2階ではネーザルを使っているんですね。息切れとかは?」(私)

「全然ないですね」(患者さん)

「動くときは?」(私)

「大丈夫です。ここから歩いて5分のポストまで往復しても、特に問題ないです」(患者さん)

「酸素は家でも測っています?」(私)

「はい。家でも皿洗いとかを夫が手伝ってくれることがあるんですけど、そのときによっては酸素も90前後とか、80台後半に下がることがあります」(妻)

「そのときは酸素を使っていますか?」(私)

「何もしていなくても、急いで酸素を使うと95くらいまで上がりますね」(妻)

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