柳亭こみちさん<5>人生の醍醐味は人と触れ合うこと

公開日: 更新日:

 会社を辞めて落語家になる――。そんな娘の話を、教師だった母親はすんなり受け入れた。

「母親は、父親が俳優(名脇役で知られた谷晃さん)でしたし、本人も学校行事になると頑張るタイプだったので、『愛(本名)らしい生き方ができるね』と喜んでくれました。ただ、大学の職員をしていた父親は、『人前で笑われることの何が楽しいのか、お父さんはさっぱり分からない』と。新潟の田舎に生まれて、地道に生きてきた人ですから、『気でもふれたのか』と驚かれました」

 入門のハードルも高かった。師匠となる柳亭燕路さんからは、「ボクは、落語は男がやるもんだと考えている最たる人間です」と言われた。それでもこみちさんはめげなかった。0歳のころから現在まで、自分はどのように生きてきたかをまとめ、手紙にしたためて、「弟子にしてください」と頭を下げ続けた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    事実上のクビ…イチロー現役引退の裏にマリナーズとの暗闘

  2. 2

    メジャー野球もチクリと イチロー引退会見で露呈した本音

  3. 3

    「めちゃイケ」終了1年…雛形あきこと鈴木紗理奈の現在地

  4. 4

    作家・吉川潮氏が分析 イチロー引退会見で感じた“不快感”

  5. 5

    竹田JOC会長が仏当局の聴取に「黒塗り」報告書提出のア然

  6. 6

    公私混同で失脚の舛添前都知事 野党で国政復帰の仰天情報

  7. 7

    指導者に興味なしイチローにオリックス「オーナー」就任案

  8. 8

    洪水に襲われた農地に小型冷蔵庫!その中身に全米ホッコリ

  9. 9

    安倍首相が“偽装”の施政方針演説 英訳でも錯覚工作の傲慢

  10. 10

    永野芽郁と本田翼が急伸 2019年"CM女王争い"に異変の兆し

もっと見る