嘉門タツオ
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嘉門タツオシンガーソングライター

▽1959年3月、大阪・茨木市生まれ。高校在学中に笑福亭鶴光師匠に入門(後に破門)、ギター片手にライブ活動を始め、83年「ヤンキーの兄ちゃんのうた」でデビュー。「鼻から牛乳」「替え唄メドレーシリーズ」などヒット曲多数。33枚目のアルバム「HEY!浄土~生きてるうちが花なんだぜ~」発売中。食べログの「グルメ著名人」のコーナーが人気。年末年始に大阪・東京・名古屋でツアーを行う。

「めくみ」(野々市)「いい意味で変態」な絶品すし処

公開日: 更新日:

 石川県は寿司どころ。あちこち行きましたが、7年前に「めくみ」さんに伺ってからは、毎回ここを目指します。

 店主の山口尚亨さんは47歳。金沢の隣町、野々市に店を構えて16年。高校卒業後に上京。この段階では、将来、寿司屋になるとは夢にも思っていなかった。それが現在のように「いい意味での変態」と賛辞を贈られる寿司屋として全国に名前をとどろかせることになるのだから、人生は面白い。そのストーリーには「めくみ」の店名由来の女将さん、由恵さんの存在が欠かせない。

 東京に出た山口さんは、まず介護の仕事に就いた。そこに新入社員として入ってきたのが由恵さんだった。2人は22歳と20歳だった。出会った直後、山口さんはパン屋になろうと思い立ち、介護の仕事を退職。ところが、予想以上にキツくて、パン屋は無理! と即断念。その後、バイトとしてたまたま寿司屋で働きだしたら水が合った。数店渡り歩き修業した。地元で寿司屋をやるぞ! と30歳の時に由恵さんを伴って戻った。身の丈に合った物件を野々市の住宅地の一角に見つけて2002年に開店したが、当初は山口さんの意識も変態度も今ほどではなかったし、お客も少なかった。

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