【鈴屋】漫画家が命名 洋風「ルビー」はキムチ味

公開日: 更新日:

1番人気はキムチ味のルビー

 定番のさけや、ご飯とよく合う甘辛い、とりそぼろ(150円)もよく出るが、ここでの1番人気はキムチ味のルビー(160円)。以前近所に住んでいた漫画家・松本英子さんがこれを気に入り、「荒呼吸」という漫画の中で「堀切のルビー」として紹介したことで一躍有名になったそうだ。

「おにぎりにルビーなんてちょっとピンとこないじゃない、洋風だし。最初は抵抗があって前からのキムチって名前で売っていたんだけど、お客さんがみんなルビー、ルビーっていうからさ、そうしちゃったの」

 と笑う。

 ルビーを1ついただくと、中に具は入っていないが、味はまさしくキムチ。一度食べたらピリ辛がクセになること間違いなしだ。昼前には売り切れてしまうことも多く、訪ねるときはお早めに。

「俺ももう75歳だからいつまでやれるか分からないけど、できることなら一日でも長く握っていたいなあ」

 これからも元気でずっと続いてほしい下町の名店だ。

(住)東京都葛飾区堀切5-4-1
(℡)03-3838-0719
(営)5~14時(売り切れまで)
 不定休

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ