兵庫パワハラ知事「無制限95問」なのに小池都知事たった「15分10問」…メディア対応“雲泥の差”

公開日: 更新日:

3選後初の定例会見で都政のPRを長々と

 パワハラ知事の肩を持つ気は毛頭ないが、先の都知事選を制した小池百合子知事とは雲泥の差だ。

 12日に小池都知事は3選後、初の定例会見に臨んだが、都政のPRを長々と続け、会見40分のうち質疑応答は15分。原則1人1問しか受け付けず、答えたのは10問のみ。それでも普段よりは多いくらいで、先月18日の都知事選の公約発表会見は会場から記者を締め出し、オンライン形式で開催。国内外のメディア約120社が参加したが、質問できたのはたった5社だけだった。

「コロナ5類移行後もフリー記者の参加はオンラインのみ。小池知事に指名されず排除された記者もゴロゴロいます。よほど耳の痛い質問を受けたくないのでしょうが、差別的な報道対応です。都庁記者クラブも知事の言いなりで、自由参加を促すことはない。本来あるべき会見の姿とはかけ離れています」(ジャーナリスト・横田一氏)

 小池都知事自身のSNSも投開票日の投稿を最後に沈黙。選挙期間中はショート動画を流し、「AIゆりこ」を駆使していたのに、当選した途端にプッツリだ。都民をナメきっている女帝は兵庫のパワハラ知事以下だ。

  ◇  ◇  ◇

 斎藤知事のパワハラなど多くの疑惑をめぐり、内部告発文書を配布し、懲戒処分を受けた元兵庫県西播磨県民局長の男性職員が死亡したが、さらに別の職員の自死を隠蔽している疑いが浮上した。●関連記事【もっと読む】は必読だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  2. 2

    福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり

  3. 3

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  4. 4

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 5

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  1. 6

    福山雅治、石橋貴明…フジ飲み会問題で匿名有力者が暴かれる中、注目される「スイートルームの会」“タレントU氏”は誰だ?

  2. 7

    広陵問題をSNSの弊害にすり替えやっぱり大炎上…高野連&朝日新聞の「おま言う」案件

  3. 8

    桑田真澄が「KKドラフト」3日後に早大受験で上京→土壇場で“翻意”の裏側

  4. 9

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  5. 10

    「時代に挑んだ男」加納典明(38)同年代のライバル「篠山紀信と荒木経惟、どっちも俺は認めている」