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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

公開日: 更新日:

 バッシングが一度出ると、そのあといつまでも尾を引くのが現在の構図になっている。そうした流れは大学進学にも暗い影を落としている。8月中旬から下旬にかけインターネット上で行われた悠仁さま東大推薦入学に反対する呼びかけに1.2万を超える署名が集まった。誹謗中傷が含まれていたことに加え、“法の下の平等”に抵触する可能性も指摘され、この活動は2週間で打ち切られた。だが、宮内庁にとってその衝撃は愛子天皇待望論と同様、あまりに大きかった。

「9月に入り、終了から10日以上たってもその余波は続いている。この署名活動の結果は起こるべくして起こったとの声が次々に寄せられ、秋篠宮家に対する反発が想像以上に強いことをうかがわせた」(皇室記者)

 こうした世間の反応に、宮内庁の中ではいらだちが広がっているという。「今さらながら、なぜ学習院でダメだったのかといった恨みつらみが聞こえてくる」と前出の宮内庁OBは証言する。悠仁さまは幼稚園から現在の高校まで一度も皇室御用達の学習院の地に足を踏み入れていない。

「これまでの慣習にならわなかったために、秋篠宮家に関係する部署にかかる負担は倍以上になり、みんなてんてこ舞いさせられている。しかも世間の空気も伝わってきて、職員の大半は心身ともに疲弊しきっている」

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