著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

トランプ政権で価値観ガラリ…世界が変わっても「自分の基準」を持ち続けられるか

公開日: 更新日:

「為政者が代わるとすべてが変わる」

 これまでの価値観、常識が一蹴されており、世界中の人々がその影響を強く受けている。本当は何が正しいのか……。

「そもそも地球は温暖化しているのか?」

「仮に温暖化しているとしてもその犯人はCO²なのか?」

 最近は気象観測技術が向上し、天気予報がより正確になっている。しかし、われわれが観測しているのは、たかだか直近の100年程度にすぎない。地球46億年の歴史からすれば、“微々たるもの”だ。それを根拠に物事を語ってよいものなのか。すごく疑問が残る。

 シニアにもなれば、仮に世界が変わったとしても、自分なりのスタンダード(基準)をしっかりと持たなければならない。

 それは決して「お金」では測れないもの。人として生まれ、人として死んでいく。小さな命かもしれないが、「自分が生きた証し」をしっかりと残すようにしたい。

 スウェーデンの少女活動家だったグレタさんは、かつてこう言っていた。「子どもの未来を奪っている」と……でも、無理筋の温暖化対策によって、今を生きる人々の命を削るのはいかがなものか。

 グレタさんは確かに“証し”を残したが、今後、決してグレないことを願うばかりである。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情