キャンプにはご用心! 犬が川や湖で感染する「レプトスピラ症」の恐怖…ヒトにもうつり、まれに命を落とすことも

公開日: 更新日:

■都市部と郊外では温度差が

 実は、この感染症は都市部の獣医師と郊外の獣医師とでは、意識に温度差があることが知られています。私が開業する東京23区では20年以上この届け出がなく、レプトスピラ症を含まない5種ワクチンが一般的ですが、琵琶湖のそばの滋賀県大津市で開業する知人は、数年に1回ほどの頻度で届け出があるそうです。滋賀の友人は症状が怪しいと、手袋着用で注意しながら診察や検査をして、自分やスタッフへの感染を防ぐそうです。ですから、キャンパーの飼い主さんは、レプトスピラ症を含む7種ワクチンをお勧めしています。

 今後、キャンプ人気が続くと、都市部の獣医師でレプトスピラ症が見落とされる可能性がないとはいえません。初期症状は風邪に似ていて、そういう獣医師では胃腸障害からレプトスピラ症を疑うことも少ないと思います。そうすると、飼い主さんや獣医師、スタッフなどに感染が広がるリスクもあるのです。

 届け出による情報共有があれば、獣医師や内科医は旅先での行動確認などから、この病気を疑うことが可能。そうすると、保健所から配布される簡易検査キットで早期の診断が可能で、特殊な抗生物質を服用すれば大事に至ることもなく、治ることがほとんどです。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  3. 3

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  4. 4

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  5. 5

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  1. 6

    元タカラジェンヌは人材の宝庫か? 礼真琴は「新しい地図」入りして原発ドラマで活躍

  2. 7

    侍J投手コーチに飛び交う悪評「データを扱えない」 “構造的欠陥”も相まり大いなる不安

  3. 8

    パチスロファンからは辛辣な声も多数…『スマスロ 北斗の拳 転生の章2』は本当に“期待外れ”だったのか

  4. 9

    高市首相初訪米での英語挨拶にトランプ大統領「通訳使え」…案の定SNSで蒸し返された“経歴疑惑”

  5. 10

    退社続くフジ女子アナの心理…先輩たちの活躍を見れば、長くしがみつく必要はないと考えて当然