著者のコラム一覧
鎌田實医師・作家

医師で作家の76歳。東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、地域包括ケアの先駆けに。チェルノブイリ、イラク、ウクライナへの国際医療支援、全国被災地支援にも力を注ぐ。現在、諏訪中央病院名誉院長。「がんばらない」「鎌田式健康手抜きごはん」(集英社)、「医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操」(アスコム)など著書多数。

(3)1日3食100グラムのステーキを食べてもタンパク質は足りない

公開日: 更新日:
鎌田實氏(C)日刊ゲンダイ

 僕は80歳や90歳になっても旅行や美術館やコンサートに行ったり、おしゃれをしてレストランで食事を楽しんだりした方がよいと考えている。

 そうやって元気に好きなことを続けていくうえで妨げとなるのが「フレイル」、つまり筋肉の衰えによって体の動きが弱くなる虚弱の状態だ。

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