有吉弘行は「つまんない」と発言…中年世代も“飲み会離れ”そのホンネは?
「今でも『たまには飲みに連れて行ってほしい』という若者も少なくなく、決して飲み会が廃れたわけではありません。しかし、昨今のコンプラ規制で中年側も安易に誘いづらいという状況があると思います。仕事やプライベートに関するちょっとした発言がハラスメントになったり、通報されるリスクを回避したいという意識が少なからず影響しているのでしょう」
さらに、飲みニケーションが出世に結びつかなくなった点も影響しているのではないかと渡辺氏は話す。
「今はタイパを重視する人が多く、物価が上がる一方で実質賃金が増えない中、わざわざ気の合わない人と飲みに行きたくないというのが年齢問わずあるのではないでしょうか。ただ、推し活などを通じて気心が知れた者同士の少人数の飲み会は活発な印象です。最近は忘年会、新年会も1回で済ませたり大人数の飲み会が減ったことで大箱の居酒屋が姿を消し、2次会、3次会に流れることも少なくなりました」
実際、前出の調査でも仕事関係で飲み会をしたい相手は、「気の合う人なら誰とでも(役職や年齢を問わない)」と答えた人が全体の約7割ほどいる。昨今の飲み会事情に、多くの人のホンネが表れているようだ。