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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(21)子どもをスーパーの買い物に同行させてハッピーに 不登校が増える9月は要注意

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 年下の面倒を見ることも幸福度が上がるという結果がありますので、妹や弟がいれば勉強を教えることもいいでしょう。最近は、入部者が減少していますが、部活でも年下の面倒は見られます。ただ、サッカーなどの運動系ですとユニホームや大会参加費、遠征などで年間10万円近くかかることもあり、近所のスポーツや習い事でも月1万円近くします。

 そんな時は、お金を使わず気軽に利用できるのが、中高生でも可能な「子ども中高生プラザ」など無料の施設です。バドミントンなどができる体育館やパソコン教室などが開催されていて、異年齢で違う学校の生徒や年下の子どもとも交流できます。

 では、親が直接、子どもの幸福度を上げる方法はあるのでしょうか。

 子どもの問いかけに対して大人が「前向きな対応」で接する機会を増やすことが大事で、それが子どもの好奇心や寛容さを高める可能性があるそうです。

「ライブに行きたい」と言われれば、つい私は「ダメ、ぜいたくすぎる。早すぎる。高すぎる」と即答。「海外旅行行きたい」と言われれば、「円高になってからね」などと即答しますが、断るにしても前向きになるような返事をしたほうがよさそうですね。

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