静岡県伊東市“田久保劇場”震源地のナイトスポットで聞いたナマの声…「市民として恥ずかしい」

公開日: 更新日:

「大騒ぎしているのはよその人たち」

 時間いっぱい楽しんで外へ出ると、時刻は午後10時すぎ。まだ営業を続ける店の看板が誘うように光っている。次に入った店では意外な言葉を聞くことができた。

「市民はあんまり関心がないんじゃないですか。私の周りでもほとんど話題にならない。誰が市長でも、私たちの生活は変わりませんから。大騒ぎしているのはよその人たちでしょ。どうでもいいっていうのが本音です」(ママ&女性キャスト)

 嫌でも耳に入る田久保劇場にウンザリしているような口ぶりだった。

 一夜を明かした伊東で最後に立ち寄ったのは、駅前の「子持ちの湯」。伊東温泉七福神の湯のひとつだ。料金は350円のお値ごろで浴槽は畳1畳ほどのサイズと趣がある。湯温が44度と高めで、湯船につかるとすぐに体がポカポカになった。

 東京からのアクセスも良く、観光資源も揃っている伊東。スキャンダルで名前が消費されるのは、あまりに惜しい。

(取材・文=杉田帆崇/日刊ゲンダイ

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