このためだけに1時間かけて来ても損はない「鳥清大和本店」の骨付き鳥もも焼き

公開日: 更新日:

「こんな街にこんな酒場が残っているのか」

 そう思ったら何が何でも入らないと後悔する。アタシがこういうコラムを書いていることもあるが、やはり酒飲みの本性が顔を出すからなのだろう。例えば東京から1時間くらいの通勤圏の街の、開発に取り残された一角にあるような酒場。これが面白いからだ。

 今回来たのも素晴らしい芸術文化ホール「シリウス」で仕事があったから。そんな場所から5分歩くと、寂れた2階建ての建物がある。2階が「大和ミュージック劇場」。ド昭和ストリップ小屋だ。11時ごろからシニアの皆さんが入っていく。つられてアタシも……ってわけにはいかない。残念ながら仕事があるし。今回、何が何でもってお邪魔したのが、ここの1階の「鳥清」だ。

 昭和27年創業。そのころから変わらぬたたずまい。破れた赤提灯に年季の入った暖簾。広い店内は左側に10人ほどのカウンター。十数脚あるテーブルは広々として居心地満点。カウンターも2人は座れるスペースに1人ゆったり占領できる。やりにくそうな偏屈オヤジがいて店員も無愛想なんだろうと思いきや、同じTシャツ姿の若い男女の店員さんたちが、明るくてきぱきと接客してる。気持ちがいい。

 まずはホッピー(490円)で喉を潤す。そしていきなり名物骨付き鳥もも焼き(550円)に手羽餃子(290円)。待っている間はポテサラだ(360円)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    教授の"高額接待"スキャンダルなど不祥事続きで…国際卓越研究大学制度から東大脱落の可能性と評価

  2. 2

    ナフサ由来の資材不足で酷暑の真夏にエアコンが使えなくなる「電気代補助」で利用促進も本末転倒

  3. 3

    “謎の風邪”感染者が急増…インフル&コロナ陰性でもツライ「症状」の正体と「流行」全国拡大の理由

  4. 4

    富士山南麓でクマ出没相次ぐ異常事態…地元自治体、サファリ、アウトドア施設が緊急対応

  5. 5

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  1. 6

    伊藤博文らの「皇室典範」をめぐる議論では、女性天皇や女系天皇を認めることが検討されていた

  2. 7

    日本に冷夏もたらすはずが今年も猛暑予想…「スーパーエルニーニョ」の脅威を専門家に聞いた

  3. 8

    ウィッキーさんの息子は慶応大医学部卒、ハーバード大学大学院修了の超エリート! ウィッキーさんの妻が初めて明かした教育法とは?

  4. 9

    富山・立山で出没のクマは餌不足ではなかった! 観光名所「称名滝」の遊歩道で観光客被害

  5. 10

    「下戸は居酒屋に来るな」は本当か? 店側が明かす“歓迎される客・されない客”の違い

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  5. 5

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  1. 6

    高市首相「中傷動画」疑惑に逆ギレ答弁連発 質問した野党議員の制止振り切り“ご飯論法”で一気まくしたて

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

  4. 9

    維新はシャカリキでも産業界は「ノーモア都構想」…企業がごっそり“脱・大阪”前年度比1.8倍増

  5. 10

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由