資産を守るキーワードは「大胆素敵」?
Googleが警告する2029年。私たちが信じている「数学の壁」が壊れ、数兆円規模の富が指先一つで消え去るリスクがそこにある。
ようやくチラシの山をかき分け、トリモチ代わりに粘着テープを差し込んで、ポストの奥底から何かを救い出した。
だが、それは期待した「配当通知」ではなかった。ほこりだらけのテープの先にくっついてきたのは、無情にも、町内会が配った「最近、郵便泥棒が増えています。ご注意ください」という防犯チラシだったのである。
「もしかして、俺のことか?」
自分のポストから自らの手で、泥棒と同じ手口を使って警告状を引き当てる。なんとも皮肉な結末だが、笑ってばかりもいられない。この滑稽な状況は、決して他人事ではないからだ。
「3つめの角を左、7つめの角を右」
そんな覚え方すらできない徘徊老人になる前に、ひとつ対策を講じることにした。
ポストに堂々とシールを貼っておくのだ。「左3、右7」と。
















