ストレス過多なコールセンター業務 それでも「孤独よりマシ」というシニアの「底なしの孤立」
「暇つぶし」で働くシニアもいるという現実
Gさんは現役時代、従業員6000人ほどの繊維商社に勤めていた。ニューヨークや香港に駐在していたこともあり、世界を飛び回るビジネスマンだったという。
持ち家で、株や貯蓄を含む資産は3000万円以上あり、月30万円の年金も受給している。ストレスフルな架電業務に就かなければならないほど、生活に困っているワケではない。それでも働くのはなぜだろう。
「正直、家にいても力を持て余してしまうんです。図書館とスポーツクラブだけでは、満たされない。贅沢をしなければ暮らせますが、暇つぶし感覚で働いています。この仕事は定年がないので、75歳くらいまでは働きたいです」
Gさんのように「お金はあるけれど働きたい」というシニア男性は多い。充実した現役時代を送ってきたシニアほど、“老後砂漠”に放り出されると途方に暮れてしまうのだ。

















