新米より古米が高い逆転現象…深刻な“親不孝相場”にコメ業界が悲鳴! 大量在庫の25年産米はどう処分するのか
古米を売りさばくしか…
大量にある“高くて古い”古米を、どう売ればいいのか。コメ業界は頭を悩ませている。京都府舞鶴市の老舗米屋「まつもと米穀」の松本泰社長は、コメ業界の苦境についてこう話す。
「新米が続々と出荷されはじめ、25年産米が売れなくなっています。正直、妙案はなく、赤字を出しても損切りし、古米を売りさばくしか方法はありません。ただ、新米と同じ価格水準まで25年産米を値下げしたら大きな損失になるうえ、たとえ価格を下げても、恐らく多くの消費者は新米を選ぶはずです。他にできることといえば、安く仕入れたコメと25年産米を混ぜて原価を下げ、複数原料米(ブレンド米)として業務用などで安く売り出すくらいです」
それでも、経営の悪化は避けられない。
「新米と古米の価格がここまでハッキリと逆転するのは、私も見たことがありません。すでに多くの卸売業者は赤字を出しながら、25年産米を売っている。このままでは多くの業者が追いつめられ、倒産が相次いでしまう恐れがあります」(松本泰社長)
米価の乱高下に、コメ業界は振り回され続けている。
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コメが安くなるのは、消費者にとってはありがたいが、農家の心情を思うと複雑だ。関連記事【もっと読む】『農水省「備蓄米」早期買い戻しを断念…コメ暴落決定的で業界は「もう手遅れ」と落胆』で詳しく報じている。

















