千葉印西市の駅前データセンター建設問題 住民が憤る「やられっぱなし」の実態
不動産売買を促すビラまで
冒頭の千葉ニュータウン中央駅のDC建設予定地では、近隣住民が激しいショックを受けるこんな出来事があった。DC建設予定地付近のマンションのポストに、不動産会社が出したとおぼしきビラが投函された。それには“DC建設で価値が変わる前に「最高値」で手放しませんか?”などと書かれ、不動産売買を促すものだった。こうしたいくつかのビラが、複数回にわたって投函されているのだ。
「DCの建設を聞きつけた不動産会社が、ばらまいたのだと思います。私たちが住むマンションの資産価値が下がっているということを見せつけられ、落ち込むしかありません。私たちは、DCの建設そのものには反対していない。しかし、造る場所をしっかりと考えてほしい。法律上は許されているから何をやってもいいということではないでしょう。とにかくやられっぱなしで、悔しいです」(前出のマンション住民)
現在、周辺住民は建築確認の取り消しを求めて訴訟を起こし、千葉地裁で争われている。DCが地域社会と共生できるかが、厳しく問われている。
(取材・文=橋本悠太/日刊ゲンダイ)
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日刊ゲンダイは今年8月にも千葉の「データセンター銀座」をくまなく歩き取材している。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
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