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松島修投資助言会社社長

1960年東京生まれ。94年投資助言会社エフピーネットを設立し代表取締役に就任。メルマガ「イーグルフライ」で投資アドバイス。2008年からの金融危機前に各相場のピークを予測し「全ての投資をやめる時」と事前に警告したことで知られる。テレビ東京、日経新聞などメディア出演多数。無料メルマガ「リアルインテリジェンス」で最新情報を提供中。

AI関連銘柄に資金が集中…新NISAで米国株を大量に買う日本人が知らないリスクがある

公開日: 更新日:

 日本株指数の日経225が1989年12月29日の最高値3万8957円を約34年ぶりに更新しました。

 これは株が上昇したというより日本円の価値が下がっている要因が大きいです。

 現在の実質的為替レートは1960年代の1ドル=360円より円安になっているからです。

 今、世界は不況ですし、米国も景気が良いとはいえない状況です。

 日本も内閣府が2月15日に発表した国内総生産(GDP)の速報値は2期連続マイナスであり、景気悪化が顕著です。

 実は、このような不況の時にバブルが発生しやすいのです。

 教科書的には不景気は株安ですが、大事なことは「世界の大きな投資資金」がどこに向かっているかです。

 プロの多くも認識できていませんが、大事なことです。

 先進国各国は高度成長時代が終わって成熟期も過ぎて高齢化社会が進んでいるので、今後は発展途上国に投資することが良いと判断する人が多いです。

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